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(お酒を吞みながら執筆しているので、いらないことを言っちゃいそうな予感・・)

僕はこの人が嫌いです。

他人の迷惑なんて考えちゃいない。
自分のタイミングでアイデアだけ投げつけてきて、ほぼ丸投げ。
彼の話の7割は鵜呑みにしてはならない。
モノの見方がいつも一方的。
言動が凄まじく軽い。

一番腹が立つのは、そのくせ人気者というところ。

正直こんなに合わない人はなかなかいません。
なのに、僕はもう10年以上彼と一緒にやってきました。
何故だ。どうかしてる。

10年も一緒にやってたら色々ありましたけど、やはり思い出されることのほとんどが困らされたこと。
しかし、理想に向けて周りを巻き込んで、渦を巻き起こしながら進む彼の力が、会社やクラブを前進させる原動力になったことも事実。
言ってるだけで実務やってるのは僕なのに。
何故だ。どうかしてる。

ひたむきにコツコツ努力できる選手が好きだし、仲間たちにはそういう選手になってほしいと思っています。
彼はその対極にいる人間。
持って生まれた能力が抜群に高くて、エリートで、大した努力をしなくてもトップレベルでやれてしまう選手。(見えない部分は知らないけど)
なのに、試合になると彼に期待している自分に気付いてしまうことがあります。
カメラで彼を追っていることがあります。
何故だ。どうかしてる。

僕にとって彼は説明のつかない存在。
めちゃくちゃ困らされてきたし、三日に一回ペースで腹が立つし、今も来季以降のことで散々悩まされているんだけど、100%「コノヤロー」とも思えないし、かと言って「今までありがとう」なんて絶対言いたくないし、よくわからない感情です。

ただひとつ、間違いなく言えることは、プロアマ問わず今まで見てきたアスリートの中で最もそのプレーに魅了された選手だったし、今まで僕が知らなかったフットボールを見せてくれた人でした。

言いたくないけど、最後に白状します。

僕の好きなフットサル選手は小久保武です。

やっぱり今日はちょっとお酒が過ぎたみたいです。