新型コロナウイルス感染拡大により、最終節を残してリーグ終了。
ヴェルデラッソ松阪セグンドの2020シーズンは思わぬ形で幕を閉じました。
最終節に勝って、少しでも上の順位でリーグを終えたいと思っていたし、それが出来る手応えもあっただけに非常に残念ですが、こればかりは仕方ないことです。
今シーズンは全て無観客での開催となりました。
僕は誰かに試合を観に来てもらうこと、応援してもらった中でプレーすることに喜びを感じるし、「感動を与える」などと大層なことを言うつもりはありませんが、どうせやるなら自分の頑張りが誰かの感情に届いて、少しでも良い影響を与えられたらいいなと思っているので、無観客でプレーすることに意味や価値を見つけ、モチベーションを保つことが非常に難しい一年でした。
しかし、試合結果を見てくれていたり、試合のライブ配信を見て声を掛けて下さる皆さんの存在が本当に大きな助けになりました。
見てくれている方々の存在を感じられたことで、モチベーションが上がらないときでも、日々のトレーニングをサボれなかったので、本当にありがたかったです。
さて、エントランスリーグ（3部相当）からこのチームをやってきて、今シーズンは初めての県1部でした。
やはり、これまでのカテゴリーにはいなかったレベルの選手がたくさんいて、対人の部分では全く通用しなかったなという印象です。
その前に今シーズンはチーム内での競争にもかなり苦戦しました。
昨シーズン終盤から出場時間は減っていましたが、メンバーも入れ替わり、戦術も変わった中で、更に厳しい状況に追い込まれた状態でのシーズン開始。
序盤戦はほとんど試合に出ることが出来ませんでした。
しかし、今求められているスタイルに自分をアジャストさせるべく、意識して少しずつプレーを改善することで、シーズンが進むにつれて出場時間を取り返していけたし、このカテゴリーで初めてゴールを決めることも出来ました。
これまでのフットボール人生では、全く試合に絡めないか、競争のないチームでめちゃくちゃ試合に出るかのどちらかだったので、こういう競争の中で序列を上げていく経験ができたこと、悪い時期に腐らずに継続できたことにはとても大きな価値を感じています。
これは今後フットサル以外の場面でも絶対に自分を支えてくれる経験になるはず。
そして、この歳になってもまだプレーの幅を広げたり、上手くなれるという感覚を得られ始めてからはフットサルがすごく楽しかったので、助けてくれた監督、チームメイトにはとても感謝しています。
【三重県フットサルリーグ2020 戦績】
第1節：VALIENTE ×4-11（途中出場 無得点）
第2節：RISONARE ○8-7（途中出場 無得点）
第3節：Liberta Futsal MIE ×6-11（途中出場 無得点）
第4節：ANTARES ○12-5（途中出場 2得点）
第5節：Brahma SFC △6-6（途中出場 無得点）
第6節：VENCEDOR MIE ESPORTE CLUBE ×5-7（途中出場 無得点）
第7節：Dia de sorte（中止）
第6位（8チーム中）
勝ち点7（2勝1分3敗）
6試合出場2得点
決して褒められた成績ではありませんが、チームとしても個人としても徐々に成長していけたんじゃないかと思っています。
ただ、あくまでそれはパフォーマンスの部分であって、自分も含めて各個人の人間的成長、チームとしての成熟という部分ではまだまだ大きな課題が残ります。
不本意な形にはなりましたが、シーズン終了です。
コロナ禍の中、もっと早い段階で中止されたリーグもある中で、ここまで試合を開催できるようにご尽力いただきました皆様、本当にありがとうございました。
そして、一年間気にかけていただいた皆様、応援していただいた皆様、今シーズンも本当にありがとうございました。
