愛ある仕事

2023.10.8(日)

次男が通う保育園の運動会でした。
次男にとって保育園最後の運動会。
我々親にとっても、長男のときから7年間お世話になった保育園での最後の運動会。

雨天順延の可能性が極めて高い状況でしたが、子どもたちの願いが届いたのか、午前中は天気が持ち堪えてくれ、開始時間を早めて無事開催することができました。

徒競走、障害物競争、親子競技、ダンスなど、本当にできることが増えたなー。
これも日頃関わって下さる先生方のおかげだなーなんて思いながら競技を見ていると、いつの間にか懸命に子どもたちをサポートする保育士の皆さんの動きに目が行くようになりました。

田舎の小規模園で先生の数も多くないので、競技を仕切る先生は、司会で場を盛り上げながら、子どもたちを誘導し、見守り、時に励ましたりしながら進行します。
その間に他の先生が待っている子どもたちを見守りつつ、次の競技の段取りをし、進行中の競技でトラブルが起こりそうなら、すぐ関われるように目を配っています。

これだけでも大変な仕事だと思いますが、これはあくまで我々保護者にも見える部分であって、その裏には、競技を考えたり、演出を企画したり、競技や運動会の進行を子どもたちに覚えてもらうための練習があったり、飾りつけや設営があったり、ということを通常保育にプラスして行ってきたという背景があるはずです。

紛れもなくプロの仕事で、本当に頭の下がる思いです。
そして、そんなプロの仕事の根底にあるのが「愛」なんだと感じました。

年長さんが最後のダンスを終え、お母さんからメダルをかけてもらっている姿を見て、担任の先生も、昨年度担任をしていただいた先生も、涙を流されていました。
(それも主役である子どもたちの邪魔にならないように、目立たない場所でほんの一瞬だけ。)

普段からこんなに愛に溢れた先生方に接していただいて、子どもたちは幸せですね。
本当にありがたい限りです。

業種は全く違いますが、仕事は自分がお金を稼いだり、地位や名誉を得たりするためだけでなく、「誰かのために」という、愛や真心を持って取り組んでいきたいと感じた出来事でした。

雨降らなくて良かった。
てるてる坊主作って良かったね。