Coach

2021.11.30
11月最終日です。

価格改定に、個サルプログラム再編。
様々なことを一新した11月もあっという間に終わりました。

色々変えましたが、何と言っても個サルにおいて、初心者向けの基礎練習付コース【ビギトレ】を始めたことが最も大きな変化でした。
これまで避けて通ってきた「指導」の部分へのチャレンジは時間もエネルギーもかなり持っていかれますが、すごく新鮮です。

専門学校時代に指導法の授業があり、その授業が日本サッカー協会公認のC級ライセンスに対応したものだったので、当時ある程度しっかり学んでC級までは保有していたのですが、指導以上に魅力ややりがいを感じられる分野が存在していたことと、苦手意識があって、このような仕事に関わりながらも指導とは無縁の人生を送ってきました。

そんな僕でしたが、個サルコミュニティを維持・発展させていくビジョンの中で、どうしても初心者の方が入ってきやすい場を作る必要に迫られ、今回のチャレンジとなりました。

わかってはいたものの、人に何かを教えるというのはやっぱり難しいです。
シンプルに分かりやすく伝えるための言葉選びもそうですし、最も難しいと感じるのはトレーニングが上手くいかなかったときの対応。
トレーニングメニューを考える中で、「この設定でトレーニングすると、恐らくこういうミスが起こるだろうから、そのミスが出たときにこういうコーチングをしよう。」など、ある程度想定して、筋道を立ててプランニングするのですが、やはりその日のトレーニングの中でいくつかは想定した現象が出ないことがあります。
こういうときに何が問題で狙ったトレーニングができていないのかを理解して、改善する力が足りていないなと痛感します。
例えば、人数を変化させるとか、プレーできるエリアの面積を調整するとか、ちょっとしたカスタマイズで改善できることもあるでしょうし、プレーヤーの技術や理解が全く追いついていないのであれば、思い切ってそのメニュー自体をやめる決断が必要なこともあるでしょう。
もちろん、まだまだプランニングの精度の問題もありますし、やりながらベストに近づけていく力も足りてないなーと感じます。


ただ、参加者の皆さんがとても前向きに取り組んでくれるので、たった数回のトレーニングでも良い変化が見えるし、ゲームの中で焦ってテキトーに蹴ってしまうような意図のないプレーが確実に減ってきていて、そのような変化を見ると非常にやりがいを感じます。

「絶対自分が蹴ってる方がおもろいやん」

と思ってたし、それは今でも変わりませんが、指導者を志す人たちの気持ちやその醍醐味を少しだけ味わえた一ヶ月でした。

幸いにも勉強熱心で確かな実力を持った指導者が周囲にたくさんいるので、彼らの力も借りながら、これから初めてボールを蹴る方にも楽しんでいただける場を作っていきたいと思います。

というわけで、毎週木曜日20時~22時【ビギトレ】
宜しくお願い致します。