共感力

LIGHTHOUSE | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト

普段、テレビは朝の情報番組ぐらいしか見ないのですが、Netflixでこの番組が配信されることを星野源さんのラジオで知り、見始めました。

星野源さんとオードリーの若林さんが、ご自身の悩みや、価値観について語るトークバラエティ。
自分も同じような悩みを抱えていたり、共感できる部分が多いというのもあるけど、バラエティの楽しい語り口の中にも、お二人が大切にしている考え方、生き方が語られていて、とても心に刺さる内容でした。
(と言っても、まだ全6話の半分しか見てないんだけど。)

今日言いたいのはこの内容が素晴らしいって話じゃなくて、

こういう話をできる相手がいなくなってしまったなー

ということ。

学生時代って、お酒を呑みに行ったりすると、よくこういう考え方や価値観の話をしていたように思うし、親友には自分の間違った言動に対して「それは違う」と指摘してもらったこともよくあったけど、今の自分には包み隠さず腹の内を見せられる相手、怒ってくれる人はいるのかな?と少し寂しくなりました。(中二病)

まぁ当然っちゃ当然。
共感してもらえたらいいけど、ぶつかったらしんどいから。
けど、若い頃にこういう話をしてた時間って、不思議と良い思い出として残ってるんですよね。
意見が合うことばっかりではなかったはずなのに。

わからないけど、当時は「どんな自分を見せても近くにいてくれる安心感」みたいなものがあったのかな。
周りとそういう関係を築けていたような気はします。
決して今周りにいる方々との関係が上辺だけの付き合いってわけじゃないんですけど。

じゃあ、何が違うんだろう?って考えつつ、「LIGHTHOUSE」の中でのお二人のトークを見ていると何か穏やかなんですよね。
根本的にお二人の気が合っているということはあるのかもしれませんが、相手の話を一旦全て受け入れる会話は見ていても気持ちが良い。

自分がなかなか本音で話せなくなってしまったのは、受け入れてもらえる相手がいないからだと心のどこかで思っていたような気がしますが、その前に自分自身のコミュニケーションを振り返って、まず自分が相手を受け入れる姿勢でなかったなと反省しました。

これからは本や記事だけでなく、身近な色んな人の考えに触れたい。
大勢の宴会以外で居酒屋なんてずっと行ってないけど、誰か是非呑みに行きましょう。