身体づくり

Instagramでブログとstand.fmのトークテーマを募集したところ、「スポーツをする身体づくりについて。ストレッチや食事等。スポーツを始めた年齢から現在までの考え方の変化」というリクエストをいただきましたので、それにお答えしていきたいと思います。

リクエストをいただいた方、ありがとうございます。
独学でやってきたことなので、正直方法論についてはあまり語れないかなと思ってますが、以前にこのようなブログを書いたことがありますので、宜しければ読んで下さい。
ここからは身体づくりに関する考え方について書いていきたいと思います。

まず、スポーツをする上で身体づくりが必要か、不要かで言うと
【バキバキに鍛える必要はないけど、最低限は必要】なのではないかと考えています。

もちろん、得意な人、それが自分の武器になりえるような人はガンガンやるのもひとつかと思いますが、まずは自分が取り組む競技で、自分が出場するゲームのレベルに耐えうる最低限のフィジカル能力は身につけておく必要があると思います。
これはフィジカルに限らず、技術や戦術理解など様々な要素全てに対してそう思います。

「短所は長所でカバーすればいい」という考え方もあるし、それはそれで一理あると思いますが、ゲームの中で短所を「誤魔化せる」ぐらいのレベルは備えておかないと、相手に狙われてしまいます。
特に個人競技やフットサルのような少人数の団体競技はひとつの穴が勝敗に大きな影響を与えてしまいます。

10代の頃の僕のフィジカルレベルはまさに「誤魔化せない」レベルでした。
ちょっとした接触ですぐに倒れるので、ボールを持ったときに狙われている感覚がありましたし、自分でもそれがわかっているので、本来ボールを持つべき場面でも簡単に放してしまうことが多かったと思います。
当時はこれが自分の持って生まれた能力だから仕方ない。他を磨こう。ぐらいに考えていましたが、自分のウィークポイントに向き合えなかったことに対してすごく後悔しています。

30代で再び競技フットサルに取り組む中でも、フィジカルが僕のウィークポイントであることに変わりはありませんでしたが、そこから逃げずに身体づくりに取り組めたことは大きかったです。
誤魔化せないシーンももちろんありましたが、これまでを考えれば大幅にそれを減らせたし、最近の市リーグやベテランリーグではむしろそこで相手を上回れるシーンがあって、今までにない感覚を味わえています。
また、ビビらずにボールを受けられることで生まれる選択肢があるので、また新たなフットサルを知る、楽しむことができていると感じています。

また、身体づくりに限らず、継続してひとつのことに取り組むということが競技者としてのメンタルを作るという意味で非常に良かったと思います。
身体づくりのためのトレーニングにしても、食事にしても、甘えようと思えばいくらでも甘えられる中で、地味な作業を自分に厳しくやっていくということは本当に大変です。
しかし、それをやることで競技に対して、試合に対しての想いは強くなるし、それが試合でのパフォーマンスに良い影響を与えてくれたことも少なからずあったと思っています。

競技の結果に関してはチームメイトの力が大きかったので、一概に自分の努力や向上と結びつけることはできないと思いますが、年間を通して試合に出ている状況でプレーできたのは小学生ぶりでしたし、その中で戦うステージやレベルも常に自分史上最高を更新し続けられたので、本当に良かったと思っています。

と、こんな偉そうなことを語っている私ですが、競技フットサルを辞めてからはトレーニングもサボりがちで、夜中のラーメンが我慢できないただのデブです。
そろそろ頑張りたいと思います。そろそろ・・・