2009→2023

先週末「Futsal MIE OPEN 2023」と題して開催された交流戦。
ヴェルデラッソ松阪前監督の小久保が企画している交流戦で、彼の移籍により今年からヴェルデラッソ松阪主催ではなくなったものの、会社として企画・運営の補助をさせていただきました。

ヴェルデラッソ松阪は二日目に関西リーグの強豪 ミキハウスと対戦し、2-6で敗戦。
しかし、躍動感があってエキサイティングなゲームを展開してくれて、今後に期待が持てる試合内容だったと思います。
U-15の大声援も素晴らしかったです!ありがとう!!

このメンバーは交流戦に参加していた14年前のチームメイトたち。
デウソン神戸で苦楽を共にした仲間です。

後列左から
・山蔦 一弘 さん(ボアルース長野 監督)
・原田 浩平 さん(リンドバロッサ京都 監督)
・相井 忍 選手(リンドバロッサ京都)
・山元 優典 さん(ボアルース長野 コーチ)

前列左から
・須藤 慎一 選手(リンドバロッサ京都)
・僕
・田中 智基 選手(ボアルース長野)

ヤマくん、忍とは在籍こそ重なっていないものの、ヤマくんとは入れ替わりで少しだけご一緒した期間があるのと、忍は地域リーグ時代から練習参加や合宿帯同にも来てくれていました。
マサさんや浩平くんは当時から尊敬する先輩で、辛いとき、苦しいときにいつもメンタル的に寄り添ってくれた恩人。
シンくん、トモキに関しては高校生の寮みたいな部屋で、同じ二段ベッドで生活した部屋っ子です。

まさかそんなメンバーと、14年も経った今になって同じゲームを共にできるなんて。。

これもお互い長くフットサルに関わってきたからこそ。
我々が身を置く場所は決して楽な世界じゃない。
その中で長くやってれば、それなりに苦労もしてきたことでしょう。

仕事しながら練習に出て、週末は全国各地に移動して試合。
その中で頑張っても結果が出ない、報われないことの方が多いぐらい。
そんな苦労に伴う十分な対価も得られない世界。

選手ではない自分にも同じように苦しいこと、大変なこと、不安なことがあって、彼らと自分自身の14年間に思いを馳せると、今こうしてフットサルの現場で、これだけたくさんの元デウソン組と再会できていることが本当にすごいことだなと思います。

長く続けてきたことが我々の人生にとって良かったのか悪かったのかはわかりませんが、誰にでもできることでないのは間違いありません。
そこには本当にリスペクトしかないし、こうやって再会できたことで自分自身の14年間も少し報われた気がしています。

【2023年度Fリーグクラブライセンス不交付】

デウソン神戸

デウソン神戸は、2023年度Fリーグクラブライセンス交付規則【暫定】第3条〔遵守義務〕(1)(2)が遵守されず、第13条〔人事体制・組織運営基準〕P.06 コンプライアンス・オフィサーおよび、第14条〔法務基準〕L.02 クラブの登記情報が未充足のため、2023年度Fクラブライセンスは不交付となった。これにより、デウソン神戸は今シーズンのカップ戦及びリーグ戦への参加が不可となる。本決定の経緯については、一般社団法人日本フットサルトップリーグ規律・裁定委員会より申し入れがあり、Fリーグクラブライセンス事務局にて調査及び弁明の機会が設けられ、一般社団法人日本フットサルトップリーグの理事会において2023年度Fリーグクラブライセンス不交付と決議された。

2023年度Fクラブライセンス結果について | Fリーグ公式サイト (fleague.jp)

我々を引き合わせてくれた愛するクラブは今、存続の危機を迎えています。

噂レベルでは様々な話が入ってきますが、実際には何が起きているかわかりませんし、今クラブに残っているのが誰なのかもよくわかりません。
ただ、今回の件もそうですし、Fリーグの選手になれる権利を販売した昨シーズンの出来事を見ても、クラブが正常な状態にないのは明らかです。

クラブを存続させていくことの大変さは痛いほどわかります。
神戸でFリーグ規模のクラブを運営していこうと思うと尚更。
頑張っても頑張っても状況が好転しないことだってあります。
そんな中、普通の判断ができなくなることだってあるかもしれない。
自分だって在籍当時は肉体的にも精神的にも余裕がなくて、おかしな判断をしたこともあったし、当時の自分がもう少し上の立場であれば問題になっていたこともあったかもしれません。

ただ、やはり社会には守らなければならないルールやモラルがあります。
それを破ってはいけないし、破ってしまったのだとしたら謝罪しないといけない。

解散なら解散で仕方ない。
大した責任も果たさずに辞めた人間にとやかく言う権利はない。

ただ、これ以上、僕たちが愛したクラブの名を汚すことは辞めてほしいです。
再起するにしても、解散するにしても、今回起こったことの説明(必要な場合は謝罪)と、これまで長年Fリーグでの活動を応援して下さった多くのサポーター、スポンサーの方々への御礼をクラブとして表明してほしい。

今回の交流戦。
当時のチームメイトだけでなく、サポーターだった方も鈴鹿まで足を運んで下さいました。
その方と当時の話をする中で、たくさん辛い想いもそてきたけど、やっぱり僕はこのクラブを愛していたんだなと感じました。

改めて、在籍当時に応援して下さった方々に感謝します。
あの熱く、楽しかったチームの思い出が皆様の心に少しでも残ってくれていたら幸いです。