2020→2021

新年明けましておめでとうございます。

3日ほどお休みをいただきましたが、子どもたちは騒がしいし、正月太りをカバーするために結構トレーニングもやったので、かえって疲れました。
それでも、日常から少し離れて、家族とゆっくり過ごす時間は悪くないですね。
良いリフレッシュになりました。

さて、2020年は何と言っても新型コロナウイルスでしたね。
日本中、世界中、全ての人に影響を与えたと言っても過言ではないと思います。

我々の身のまわりにも様々な影響がありましたが、その中で責任ある立場に立たせていただき、意思決定の難しさや決断力の欠如を痛感した一年でした。

コロナに対する認識、考え方にも個人差がある中で、様々なステークホルダーのことを考えながら、ひとつの方針を定めていくのは簡単ではありませんでした。

例えば、ヴェルデラッソ松阪の話。
県を跨ぐ移動を控えるように呼びかけられている中、リーグ開催の有無、延期の有無がわからない状況下で、チーム活動をどうするのか。
練習をやるのか、県外チームとの対外試合はどうするのかなどの問題がありました。
リーグが開催される可能性があるなら、それに向けてしっかり準備したいという者もいれば、この情勢の中でやりたくないという者もいる。
選手本人の意思だけではなく、家族や職場の考え方もある。
また、下部組織ともある程度足並みを揃えて、クラブとして一貫した対応をした方が良いという声もあれば、下部組織の方ではまたとないJクラブとの試合が予定されていたり、緊急事態宣言前後の様々な判断に関しては非常に頭を悩ませました。
昨年春にクラブの代表に就任して、最初の仕事がこれか、、という理不尽さを感じながらも(笑)、こういうときにズバっと方針を打ち出せて、その責任を取るのがリーダーなんだと痛感した出来事でした。
多くの方にご迷惑をおかけしましたが、すごく良い経験をさせていただいたと感じています。

会社の経営にも打撃がありましたし、日常生活にも多くの制約が出ましたが、その分ゆっくり自分を見つめ直す時間が取れたり、新たな学びがあったりとポジティブなこともありました。
そして、なかなか外に出れない状況を経験し、人との繋がりの大切さを改めて感じました。
それは自分以外の皆さんにとっても同様だったのかもしれません。
緊急事態宣言明けから個サルに来て下さるお客様が増えたし、お客様同士のコミュニケーションも増えたように感じています。

窮屈な生活を強いられた分、様々な気付きを与えてくれた2020年。
2021年はそれを活かして、これまでと生き方を変えていく一年になるのかなと思っています。

まだまだ大変な状況ではありますが、もうコロナを言い訳にできる段階は終わりました。
コロナ禍だろうが何だろうが、試合には勝たなきゃいけないし、みんなでスポーツを楽しめる場を失くしてはならないし、会社は潰せないし、家族は守らないといけない。
みんなにとって勝負の一年になりそうですね。
きっと今まで以上に助け合いが必要。みんなで力を合わせて頑張りましょう。

一刻も早く、気兼ねなく好きな所に行って、好きな人に会える生活が返ってくることを願っています。
本年も宜しくお願いい致します。

蹴り収め&初蹴りにご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!!