そのトレーニング本当に正しい?遺伝子検査ノススメ

前回の記事 でお話しした通り、現在ダイエットに挑戦しています。
今回はそのダイエットの一環として行っている筋トレや有酸素運動等のトレーニングのお話。

ダイエットの基本はいかに摂取カロリーを減らし、消費カロリーを増やすかだと思います。
摂取カロリー < 消費カロリー
の状態であれば基本的に体重は落ちていくはずです。

しかし、「ダイエットは食事9割、運動1割」と言われ、ほぼほぼ摂取カロリーの方で勝負が決まってしまいます。
それでも僕は食事が大好きなので、運動を増やすことで少しでも食事の量を減らさずに痩せたい。
そして、どうせやるなら理想的な体型を目指したいし、フットサルやマラソンのパフォーマンスアップにも繋がれば最高。
なので、この2ヶ月半は結構頑張ってトレーニングに取り組んできました。

衝撃の概念

僕は一般的なアスリートと比較すると圧倒的にパワーがありません。
今までのサッカー人生を振り返っても、主にそこで苦労してきました。
そんな弱点を克服すべく、トレーニングに励んだこともありますが、なかなか効果は表れず・・・
そうなるとモチベーションも維持できなくなってきて、トレーニングもフェードアウト・・・
みたいなことが何度かありました。

圧倒的に才能がないのか、それとも自分の努力が足りていないのか?
自分的にはかなり追い込んでいるつもりなんです。
でも、何度やってもかけられる負荷は変わらなくて、パワーがついた実感もなくて。
「あーやっぱ意味ねーな」って、辞めてしまうんですよね。

しかし、偶然WEBで見かけたこの記事が新たな概念を与えてくれました。

リスクを冒さぬ退屈な日本のサッカーを、圧倒的なパワーで変革する。 いわきFCが巻き起こすフィジカル革命 ~その5 後編

【日本のフィジカルスタンダードを変える ~魂の息吹くフットボール~】
というコンセプトを掲げ、サッカーチームでありながらトレーニングの6割~7割をウエイトトレーニング、ストレングストレーニングに充てるというセンセーショナルな活動を行っている「いわきFC」

その「いわきFC」で、最高の設備、専門知識を持った指導者、高品質のサプリメントを提供された上で、週に2時間×3回の筋トレを1シーズン継続しても筋肉量が向上しなかった選手がいたそうです。

そこで「いわきFC」が導入したのが【遺伝子検査】。
人間の筋肉というのは遺伝子で先天的にタイプが分かれていて、パワー&スピード系、持久系、その中間のハイブリッド系の3パターンに分類され、それぞれのタイプによって効果的なトレーニングも異なるそうです。
(速筋、遅筋という言葉なら聞いたことのある方も多いのではないでしょうか。)
遺伝子検査を受けることで、自分がどの遺伝子を持っているのか知ることができるのです。

筋トレのセオリーは「8回~12回が限界のウエイトで行う」というのが一般的ですが、これは筋肥大、パワーアップを狙ったもので、持久系の人には効果的でないということですね。

「昨年は年間を通じて、全員に同じボリュームと強度のトレーニングをさせていましたが、選手の体質は遺伝子によって先天的に異なる部分が多くあり、選手それぞれの個別性に応じたトレーニングメニューを与えていく方針に変更しました。遺伝子検査の結果に基づき、全26選手の体質をRR(パワー系:8名)、RX(中間系:12名)、XX(持久系:6名)の3パターンに分け、トレーニングメニューをパターン別に調整。今回、骨格筋量の増加が少なかった選手には持久系タイプが数人いたので、彼らはウエイトトレーニングで扱う重量を減らし、代わりにレップ数を上げるなどを行ってみました。
この3パターンの体質に合わせたメニューを与えて4カ月ほどトレーニングしてみました。すると、全員ではなかったのですが、昨年1年間で骨格筋量が伸びていなかった選手の数値が、4カ月で平均0.6~0.7㎏増えた。例えばDF古山瑛翔は昨年ほとんど骨格筋量の伸びがなかったのですが、トレーニングを変えてみたところ、たった1カ月で骨格筋量が1㎏アップしました。チーム平均はそれほど上がらなかったのですが、明らかに伸びた選手がいた。これは驚きの成果でした

リスクを冒さぬ退屈な日本のサッカーを、圧倒的なパワーで変革する。 いわきFCが巻き起こすフィジカル革命 ~その5 後編

え、もしかしてカワバタ「持久系」じゃね?

てか、そうでしょ。
筋トレやっても全然筋肉つかんし、でもマラソンとか割と平気だし。

とは思ったんだけど、やっぱちゃんと知りてぇ。
遺伝子検査って俺でも受けれんの??
大得意のネットサーフィン発動です。
めちゃくちゃ簡単に出てきました。余裕であります。

今回僕がチョイスしたのはこちら。
ハーセリーズ・インターナショナルという会社の「DNA EXERCISE|エクササイズ遺伝子検査キット」という商品。
7,000円が高いのか安いのかはわかりませんが、好奇心が止まんねーからポチってますよね。笑

検査は簡単です。
ネットで検査キットを購入すると、キットが届きます。
キットに入っている綿棒的なやつで口腔内の粘膜を採取し、返送。
(ちょっと難しそうに言ってますが、口の中こすって送るだけっす。笑)

すると、2~3週間ぐらいだったかな?
それぐらいで解析が終わって、WEB上で解析結果を見ることができます。

果たしてカワバタの遺伝子は!?

まぁ、そうやわなぁ~
安定の「持久系」が確定しました。
速筋の新陳代謝を司る遺伝子(α-アクチニン3)が「存在しない」とまで言われちゃってるからね。

そんな No α-アクチニン3なカワバタに有効なトレーニングは「低負荷高回数のトレーニング」とのこと。
やっぱり今までやってきたトレーニングは完全に間違えていたということがハッキリしました。

というわけで、今はパワーアップの路線を諦めて、筋持久力の向上に特化したトレーニングを行うようにしています。
MAXの半分以下ぐらいの負荷で20回できるトレーニングを行っています。
動作のスピードを落とすことも意識していて、筋肉の収縮に往復6秒(3秒×2)かけて行うのが理想です。

で、効果はどうなの??

筋肥大が起こりにくいトレーニングなので、見た目でわかりづらいですし、
まだまだ10週程度なので、胸を張って「効果がありました!!」とは言えませんが、
パフォーマンスは少しだけ上がった実感があります。

具体的に言うと、昨年から取り組んでいるこのトレーニングで、以前より走れている感覚があるし、終盤でも落ちなくなってきたと感じています。

今は月曜・水曜・金曜が筋トレ。
木曜・金曜の個サル後にこの動画のトレーニングを8セットやっています。
トレーニングは非常に苦しいですが、効果を感じられることがこんなにも支えになるとは思いませんでした。

とりあえず、ダイエットの期限まであと2週間はこのペースで頑張って、
以降はもう少しLSD的なトレーニングも増やしていこうかなと思っています。
引き続き、頑張ります。

トレーニングの効果が出なくて悩んでいる方、一度遺伝子にも目を向けてみて下さい!